夏現場総括2023

はじめに

 8月23日、大阪城ホールでのSexy Zoneのツアー『Chapter Ⅱ』へ入ったのを最後に、私の今年の夏現場が全て終了した。

 去年の夏現場はなにわ男子のツアー『1st Love』の1公演だけだったので、それに比べると今年は色んなところに行ったなあという気がする。このブログはもともと現場で感じたことの備忘録としての意味合いで始めたものなので、ようやく本格操業という感じ。

 というわけで夏現場の振り返りをしてみる。ちなみにこのブログにおける「夏」の定義は夏季競馬期間(だいたい6〜8月)と同じだと思ってください。書いている間に夏競馬が終わってしまった……

 

わっしょいCAMP! in Dome (7/17)

 最初の夏現場はわっしょいだった。今後こんなに不安と楽しみが入り混じった感情のまま現場入ることなんてないだろ……という気持ちだった、結局全部杞憂だったけど。

 終わってみればめちゃくちゃ楽しかった!Jr.担としての経験値が浅いので知らない曲とか知らないJr.とか色々あったけれども、知らないなりに超楽しめた。今までJr.はAぇの現場しか入ったことなかったからたくさんのことが新鮮だったし、他のグループの格好良さも身を持って知った。特にガリさんの。S.Cがめちゃくちゃめちゃくちゃ良かったんだよな……あとFRONT LINEかなんかで手を合わせてラップしてるガリさんの画が記憶に残っている。

 そして他のグループも全部見た上で、やっぱり自担のことがめちゃくちゃ好きだなと思った現場だった。配信されていたJAPONICA STYLEはもちろんのこと、らいおんハートが本当に良かった。東京公演の配信でもそうだったけど、「そうさそばにいてあげる」の歌い方に木村拓哉リスペクトを感じて……末澤誠也の歌が好きで末澤担をしているので、らいおんハートがしばらく刺さって抜けなかった。ホテル帰ったあとらいおんハートを流しながら呆然と天井を見上げていた。

 後悔があるとすれば、周りに関西担が全然いなくて関東担ばっかりだったんだけど、コズメロで全員踊り出して1人だけ踊れなかったのが悔しかったので、次似たような現場があれば予習して完璧にします。

マステライブ2023 俺たちがミライだ!(8/21)

 PAISEN応援隊が発表された時、今からチケット取れるわけないじゃん……と思っていたのだが、なんと元からチケットを持っていた後輩が声をかけてくれたので、ありがたく行かせていただいた。

 先に入っていた後輩が「知ってる曲しかなくてめちゃくちゃ楽しかったです!」と言っていたけれど、本当に知ってる曲しかなくて楽しかった。バイキングで好きなものだけ山ほど取ってきた皿みたいなセトリ、最高すぎる。OH!サマーKINGがめちゃくちゃ好きだから、現場でペンラを振ることが出来て嬉しかったし、あのイントロの中でスモークとライトを背負いながら出てくる末澤誠也さんは明るい夏な曲とは思えない謎の""強さ""が出ていてちょっと面白かった。

 普段の末澤さんは後輩よりも先輩達との距離が近いタイプだし、関西Jr.一斉アンケートでも「気まずい」やら「話しかけるのが怖い」やら言われているので、あまりミラボくらいの年齢の子達との絡みは見られない。だから竹村くんや千井野くんをはじめとしてミラボたちが頑張って末澤さんに絡みに行っている姿を見られたのはなかなか貴重な経験だった。

 上記のアンケートで「怒るときはちゃんと怒る」みたいなことも言われていたし、後輩のステージの見学に対して本当に「見学」の意で行っているようで、ずっと真顔で真剣に見てると言われているし、歳が離れているのもあるし、そういうことが重なって関西の後輩からは近寄りがたく思われているのかもしれない。だから逆に普段接点の少ない東京の子達は押せ押せで絡みにいけるのかも、とこの間のらじらーを聞きながら考えていた。私は末澤さんに限らず、人と人との絡みを見るのが好きなので、東西隔てなくどんどん絡みに行って欲しいと思っている。だから髙橋優斗さんからイジりのアドバイスを受けた竹村くんおよび髙橋優斗さんには本当に感謝している。マジでありがとう。そして真虎くんもありがとう、本当に。

 あと全然関係ないんだけどMC中もずっと立ってたら腰が死ぬかと思った。足腰を鍛えておきます。

Sexy Zone ChapterⅡ (8/23)

 長い期間のツアーのオーラスに初めて入った。さらに言うなら初めてのセクゾだったし、初めての城ホだった。

 一言で言うなら、めちゃくちゃ楽しかった!セトリも演出も総合して、楽しかった。コンサート内の映像でガンバレルーヤの二人が出てくるところとか、MC中モニターにカウントダウンが表示されてるとか、センターステージの使い方とか、なかなか新鮮だった。

 思い返すと、公演中ずっと笑っていた気がする。語彙がないので同じ表現の繰り返しになってしまうけれど、本当に楽しかった。RUNがめちゃくちゃ大好きなのでダブルアンコールで聴けて嬉しかったし、まさかトリプルアンコールがあるとも思わなかった。トリプルアンコールを求める声がとにかく大きくて、やっぱりアイドルたちに思いを届けるためには大きい声でちゃんと呼ばなきゃいけないんだと切に感じた。これからはめちゃくちゃデカい声で名前を呼びます。

 トリプルアンコールの前の風磨くんとの「銀テ取ってすぐ帰らないって約束できる!?」「できるーー!!」親と小さい子供みたいなやり取りとかも本当に楽しかった。その間にPA卓と真剣に交渉してくれるケンティーとか、あの時見た光景を忘れたくないなと思う。ファンが愛を叫んで、アイドルがその愛に応えようとしてくれている風景だったから。

 

 この記事を書いている間に色々なことが起きてしまったけれど、私がこの夏の間に感じたことを、後から思い出して自分でフィルターをかけたくはないから、こうして記録していて良かったと思う。この夏に感じた、楽しかったとか嬉しかったとかとにかくこの人たちが好きだみたいな感情を、後々の自分にすら否定されたくはない。

 書き加えておくならば、ここ数日の事務所の対応についてよく思ってはいない。火中の栗を拾う人間が本当にいなかったのだろうことは想像が付くが、屋号は変えるべきだと思っているし、明日にでも変わってほしいと思う。

 この事務所の提供してくれるエンタメのことは好きだけれど、好きな人たちがこのままこの組織に居続けることの不安もある。もう29歳で、まだデビューはしていない不安定な立場にあって、それでもこの事務所にいてほしい!と口に出すことが彼の幸せに繋がるのかどうか、全くわからない。

 けれど彼らがこれまで私たちに見せてくれた全てが好きだし、彼らがこれからも、たとえどこであっても、私たちから見える場所に立ち続けてくれるなら、ずっと応援していたい。そういう夏でした。